6月1日(土) 美波町のイサキ釣り

今が旬 初夏のイサキを求めて。

お久しぶりです,松竹丸。


先月から釣れ始めたイサキ。

前々日は潮がよく流れて160匹あまり

前日は潮が止まりだして60匹あまり 釣れたそうだが

今回は いい潮が流れてくれるだろうか?



それと もうひとつ心配なことに 天気が怪しい いや 怪しすぎる。

東よりの風6mって かなりきついし

波の予報が沖の前線の影響か「2.5〜3mうねりをともなう」って

条件的には最悪?

他の船も出船を見合わせたようだ。


雨の降り出しは遅くなったようだが

波風うねりと太平洋の洗礼をうける厳しい一日になりそうだ。


6時出船。

港を出ると さっそく どよ〜んとしたうねりが …



しばらく走って 漁場到着。

イサキの映りはイマイチのようで なかなか掛ける場所が定まらない。

ポイントも定まり 釣り開始。


今のところ うねりは気になるが風はない。



仕掛けはまっすぐ下に降りている。

潮は全然流れていないようだ。


最初の投入からアタリがあったが

小刻みなバイブレーションはイサキじゃない。



ソーダガツオ×3匹

ソーダ節の原料マルソーダなので食用には適さず。

ヒラソーダやスマガツオならいいんだけど。


                       嵐を呼ぶ このお方↓といっしょなので



今日はきっと海も荒れるはず。

朝のうちに釣っておきたいものだが

本命からのアタリはない。


潮が動かなければ まったくお手上げ状態だ。


時折豆アジが掛かるのだが



この豆アジを狙って 船のまわりにはシイラがウヨウヨ〜

仕掛けを回収して船に揚げようとすると

シイラが豆アジに飛びつき

一気にビューーーーンと走って

ジャーーーーンプ ブチッ!!

てなことに。


マルソーダやシイラに邪魔をされ

本命のアタリはなし。


船頭さんは何度も何度も船を掛け直してくれるし

タナもいろいろ変えてみるものの

潮が全く動いていないので 魚探に反応があってもアタリはない。


うねりもだんだん大きくなり

気分も悪くなってきた。







誰かがイサキを釣ったら起こしてね…と戦線離脱してZZZZZZ…








良型のイサキが釣れたよ ということで

自分の竿をあげてみると

あれっ? 何か手応えが …



お刺身サイズのイサキが付いていた。

潮がとまっていても良型が釣れるんや。


いつ釣れなくなるか分からないので

釣れているうちに1匹でも多く釣っておかないと。


続いてお刺身サイズが掛かったものの

抜き揚げ失敗で サヨウナラ 〜


なぜか今日は大型ばかりヒットする。



こんなサイズなら10匹も釣れれば十分なのだが


そうそう続くわけでなく 時合いもすぐに終了。


たまに 当たったと思ったら



シマシマ模様くっきりのウリ坊。


11時ころから 風向きも変わり

海の様子も一変。

白波ボコボコ,うねりは予報通り3mに。

雨まで落ちてきた。



このまま撤収?

船中で10匹も釣れていないようですが…


大荒れの中 船を掛け直し。

これでダメなら もう終了?


あきらめ半分で仕掛を投入。

15〜20mのタナでやってみて と船頭さんより指示があったので

18mで仕掛を止める。


アタリがあったものの ウリ坊×3匹だったので

さらにタナを上げて15mに。

イサキ釣りの場合はメバルと同様 群れの上部に食い気のある大型がいる。

サイズが小さい場合はタナを上げて待つのが鉄則。


仕掛がなじんで マキエの中にサシエが入ったかなというタイミングで

竿が舞い込んだ。

良型ダブル? 

手応え十分。



イサキ 43cm

掛かり釣りで このサイズは初めてだ。


その後も徐々にタナを上げていき

ポツポツではあるが 30cm後半の良型をキャッチ。


しかし またシイラに嗅ぎつかれたたのか

ウリ坊の掛かった仕掛ごとひったくられ

仕掛をブチ切られること3回。


結局 最後まで潮は流れることなく 止まったままの一日であった。


14:00 終了。


大うねりの中 帰港。

磯にはヒラスズキが好みそうなサラシが いたるところに。



数は少なかったが なぜか型はよかった。

ふだんは20〜30cmのなかにたまに35cm前後の良型が混じるのだが

潮が悪かったはずなのに なぜだろう ?


4人で これだけ …



潮が全く動かず,風とうねりに翻弄され

マルソーダやシイラに邪魔をされ

かなり厳しいイサキ釣りになってしまった。


これから夏に向けてが本番の魚なので 今後に期待。

次回こそ 潮が動いてくれますように …



本日の釣果 イサキ 〜43cm 13匹